思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

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時折、プロトコルの話を持ち出すけれど。
「合わせる」って、伝達手段の要だと思うのよ。

洒脱には洒落を。
遊戯には発想を。
論には義を。

当然、生真面目な想いには、至極真っ当に返す…のだけど、受け取り損ねることもあるのが、伝達の世界。
コンピュータと会話する方が、楽、と感じる瞬間。

数式は美しくなきゃ。
ダメってことはないけれど、やはり美しさはあって欲しい。
辿り着いた世界が、酷く煩雑なら?
軽い失望がそこにある…かも知れないじゃない。

人生を賭した「e=mc2」と。
理論を解らない者がその数式を読んでも、それは「e=mc2」。
同じ言葉で。同じ数式で。
全く異なる思考体系でも、見た目は同じ文字列。
言葉が発信者の思惑通りに正しく伝わるか?伝わらないか?それは受け手の力量次第。
ゆえ。
往々にして、噛み合わないものなのよ。

文として完成した時、そこから産み落とされる意味を紡ぐのが、多分、詩人。
それを筋の通った文章とするのが、恐らく、作家。
単語の力だけに頼った、薄っぺらい文字列の時代が、今。なんだろうな。
昨日の風は、今日、吹いてない。それだけの御話。


~~8月19日の呟きより