思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

フェイクにゲンナリ

先週、どっかの割とまともなニュース記事を載せるところで、電気自動車批判?のような記事を読んだ。
バッテリーの単価が上がっているとかなんとか、完全にフェイクだろ!と。
フェイクの証拠をそろえて、そこのWebに送りつけようといろいろしているうちに、記事自体を見失った。
引っ込めたのか?

太陽光発電も、そうだけど。
パネルの単価は下がっているし。原料から発電までの環境負荷も下がっているのよね。
太陽光発電が問題なのは、森林伐採とか自然破壊とか、余計な環境負荷をわざわざ生み出しているところで。
既存建築物の屋根を含め、人工物の空き空間に限定すれば良いものを。

リチウム電池は、いずれナトリウムと置き換えが起こるだろう。
そうなれば、希少原料から豊富で安全な原料に置き換わる。
脱石油文明。
プラスチック問題も含めて、石油生活を断たないと、全ての子どもらの未来は無い。

産業の転換なんざ、歴史を紐解けば何度もあって。
当然、失業する労働者もいれば、新しい産業で大儲けする者もいる。
僅か一千人まで減った人類直接の祖先が、今日八十億も居るのは、きっと、しがみつかなかったから。
守るのは大事。
同じくらい、変えるのも大事。

自動車産業関係の記事を読んでいると、利用者目線から外れている内容が多くて。
そらぁ、一、利用者かもしれないけれど。
車は、乗り物なのだから。
目的地へ安全に行けることが最優先で。
他には快適性とか疲労しにくいとかいろいろあるけれど。
動力がエンジンだろうと電気だろうと二の次。

パソコンの需要がへったのは、スマホが代わりになるからで。
むしろスマホの方が便利。
マウスなら青色レーザーで、キーボードならメカニカルで、ディスプレイは倍速が…なんて、利用者の多くは考えないわよ。
車は乗り物。
その基本を、伝える側が見失ってる感ありあり。

自動車産業が、内燃機関から電気に代わりつつあって。
制御がアナログからデジタルが占めたら、「日本は負ける」と見る向きもあるけどね。
家電の失敗から学べば、そんなことはないけれど。
学ぶ気、あんのかな?とは思う。

まぁ、日産と本田は生き延びそうだな。
勝ち組と呼ばれる連中は、ダメかもな。
成功体験は、この日本だと盛者必衰だから。


~~10月1日の呟きより