思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

操作ミス?

特定車種の事故が多い原因をシフトパターンとする短絡的な脳って、、、
…と、思ったが。
的確な理由を呟いたところで、短絡的な脳が理解するはずもなく。

人は皆、違う。
…という当たり前のことが、余りにも当たり前すぎて素通りされている現実が、事故や事件を招く。

車の任意保険は任意だから加入していない車が存在し、街中のざっと一割は任意保険未加入。
車検のある車には自賠責保険があるけれど、そもそも三百台に一台の割合で、無車検の車が走っているし。当然、その車が事故を招けば、保険は一切出ない。
車検を取れない運転手ゆえ、ほぼほぼ支払い能力もない。
当てられたら、それこそ丸損。

まあ。
保険もちゃんと加入して、整備してある車に乗っているとしても。
体調が芳しくなかったり、眠かったりする時はある訳で。
当然、健康な時とは違う操作や判断となる訳だから、いつも以上に慎重に運転していても、いつも以上に危険な状態であることには違いなく。

体調は万全だとしても。
人は必ず老いるし、齢を重ねれば、反射速度や判断速度は遅くなる。
加えて、細かい操作はやりづらくなり、運転操作は雑になる。
老人ほど、ウィンカーを出さないとか、ブレーキをかけるのが遅いってのは、老化ゆえ。
意識して安全運転を心掛けられればまだマシだけど、齢を重ねるほど慢心するのも事実。この辺りは、免許返納しない理由のひとつでもあるし。

ハンドル操作、アクセルペダルを踏みながら助手席の荷物を漁ったりする人は居るだろうが。
それ肉体がシャキッとしているからできているのよ。
疲れていたり、老いてくると、探す時に体を助手席側へ捻ったり、頭を向けたりするし、その体の捻りや頭の傾きに伴って、足に力が入る…なんてのは、人の体の構造上当たり前のことで。
しっかりしていれば、意識して足を動かさないとか、足の力を抜きつつ、上体だけ動かすこともできるけれど。
体の調子が悪い時や老いてくると、その辺りの協調は狂う。
結果、意図せずアクセルを踏み込むとか、ハンドルを切るとか…。
人は必ずしも適切な動きをしない、ってところから考えられない人は、いつか事故を起こす。
そういったお話。


~6月3日のスレッズより