思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

車の認証不正問題で、

知識のない一般ピーポーが「社内基準の方が厳しい」とか言うのは、まぁ、馬耳東風として。
ジャーナリストがそれを言っちゃ、、、自分の無知を晒しているのと同義なのだが。
「厳しい」かどうか?
そもそもの入力条件を変えた時点で、全体に対する影響や出力数値が変わる訳だから。数値の妥当性が全く担保できなくなるのよ。
定められた数値で試験を行った場合は、試験そのものに通らない可能性もある。
…ってことが、まるっきり抜けているのか?そもそも知らないのか?
その程度でも、ジャーナリスト。
それで良いのかしら?他の真っ当なジャーナリストさんらは。

これね。
すっごく簡単な例えだと。
50キロまで耐えられる簡易机があったとして。65キロ載せて試験クリアしたからオッケーだよね?ってこと、イコール厳しい訳じゃ無いってことがまるっきりわかってない。
50キロまでオッケーでも、置く場所の床や周囲への影響を考慮して60キロ載せたら少し撓むとか、65キロだと明らかに歪むってのが製品として正しいあり方かも知れないし。そもそも65キロが適正値なのか、安全に対する担保が全くない。
なのに「厳しい」と言い切ること、その言動と根拠が間違いなのよ。
車を頑丈なら全て良しとしてしまうと、人とぶつかった時、ほぼ全ての力が人に加わって、重症化か死に至るか?
車がある程度壊れることで、人へのダメージを減らす必要もあるのが、ものづくりの常道。
誰を守るのか?
何故、法やルールに従うのか?
不正をした企業や擁護するジャーナリストは、全く理解していない…と言うお話。


~6月13日のスレッズより