経営不振に陥ったちゅーしょー企業向けに、企業再生を請け負う協議会と言うのがある。
僕の場合、都と県、それぞれの協議会に相談をした事があるのだが、地域格差が物凄い。
都はかなり手厚く、金融機関との交渉までフォローしてくれるが、とある地方では「金融機関との交渉を全くしない」ところも存在します。
加えて。
“企”業再建と銘打っているけれど、実際には“事”業再建が目的だ。
何を目的とするのか、ちゅーしょー企業庁に確認済みなので、間違いないだろう。
因みに。
“企”と“事”では、目的が大きく異なるのだが、判りますか?
企業再生は、字の如く、企業自体の再生が目的だ。
事業の場合は、企業から事業を切り離した上で別の企業へ売却し、事業の存続を図る。
事業存続後、負債を抱えた企業を処分するそうだ。
何故このような分け方が存在するかと言うと、企業=経営側を守るか、事業=従業員の雇用を守るか、それぞれの協議会で判断が異なるから。
もしもあなたが経営者だったら、どこの協議会へ相談するのか、事前に決めておいた方が良いかも知れない。