思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

むかし、レコードは儀式だった。

黒き円盤を崇める様に、初めての音へ針落とす。
微かな摩擦音が心を昂らせ、胸の高鳴りが期待を大きく膨らませる。
ノイズと音楽の狭間。
コーンが振動を始め、やがて場を満たす音の世界。

とある昭和の物語。


〜〜5月26日の呟きより