思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

バトン

一般的な労働時間が、8時間弱。そして週休2日制。
国民、皆、保険があり。年金もあり。
言論の自由は、とりあえず保証され、移動だって、それなり。
政を担う者達から、先達が勝ち取った権利が、今の世。

だから、さ。
権利にどっぷり浸かっていながら、義務を果たさないのは恥なのよ。

近所の困り事。
子育ての事。
教育の方針。
仕事の不遇。
職場の難題。
困り事を解決するには、皆が知恵を出し合うのが一番だけど。
大きく動かすには、権力も必要な訳で。

だけど、さ。
権力が行き着く処の政に関心がないってのは、身近な問題をも解決する気がないのよ。
「困る」と愚痴るだけで。

…ってなことを、子どもらに、どう伝え、どう教えるか?
どうしたら、自分の頭で考えるようになるか?
どうやったら、「関わらない風潮」に乗らないか?
それを考えて、いる。
難しい…。

私の爺様や婆様が生きていたら、「戦前の風潮にそっくり」とでも、言いそう。

補給が絶たれ餓死する。
味方に撃たれて果てる。
自決を命ぜられ爆ぜる。
泣く子を自ら締め殺す。
焼夷弾に千切られる体。
死屍累々の血の大川…。

いろいろ聞かされたよ。
そして、刻まれた。

戦時下に生きていない私には伝える事しか出来ないけれど、子どもらは受け取ってくれているだろうか?


~~8月28日の呟きより