思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

奇声!

世に、創作物の描写が残酷なものだからと規制を掛けたがる人は一定数居るけれど、その人たちの想像力が著しく偏っていることを指摘する人は少ないよね?
なんで?

だいたい、さ。
地球のあちこちで、今もドンパチしてるのよ。
人の頭が吹き飛んだり、生きたまま焼かれたり。
そもそも、エンターテインメントの類に触れられない、紛争地帯の子供兵士も居るのよ。

規制すれば、犯罪が減る?
紛争が解決する?
戦争は無くなる?
ふ~ん。

film rating system を導入した欧米各国で、偏見や人種差別や犯罪やテロが無くならないのは、なんで?
創作物の描写と、現実は違うじゃない。
創作物だけじゃなく、創作者を委縮させて、何がしたいの?
その正義感で、今も続く現実社会の、数多の暴力を防ごうとは思わないの?

四、五百年も遡れば、この国は戦国時代で。
切った張ったが日常で。
その最中で育った子供らが全て暴力に塗れていたら、子孫は存在してないんじゃないかな?
あなたも、わたしも。

人を、子供を、信じられないのかしら?
不寛容な世の中。

まっ、そ~いう方向に進ませてしまったのは、そもそも我々か。けれど、いい加減、失敗に気づけよなぁ。


~~10月28日の呟きより