思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

真珠湾

太平洋戦争で日本が降伏して、日本国民の命が守られた…ように見えるけれど、さ。
「降伏した敵国民の命を奪わなかった」この事実は、降伏における例外中の例外なのよね。

占領者がたまたま米国で。
占領者が大戦後の世界状況を考慮し、敵国民を共産主義者からの盾にしようとしていた。ただそれだけ。

だいたいさ。
太平洋戦争の末期にソ連が参戦し、大陸や千島列島の日本人は相当な辛酸を味わっているし、今も北方は占領されている訳で。
ソ連が崩壊した後のロシア政府を、どう信じたら「降伏したら命は奪わない」と言い切れるのかしら?

「降伏せよ」は「自決せよ」と言っているのと同義。

世界で使われる「パワーバランス」という言葉の「パワー」は、そのものズバリ軍事力(=武力)。
経済じゃないし。民間交流でもないし。
今!この瞬間に荒ぶる無法者達を止めるのは、法でも国際社会でもなく武力だし。

平時は知恵を出し合い理想を追求する。
けれど。
乱世を生き延びたいのなら、武力による衝突を考慮するのは必須で。

理想だけじゃなく。
武力だけじゃなく。
信条と思考のバランスが必要なのよ。


~~3月21日の呟きより