思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

追い老い

理研で研究者をリストラ?
研究者も技術者も、経験が財産。
財産を捨てて、何をするのさ?日本。

「若手を育てる」って聞こえは良いが。
育ったらリストラって、なんなん??

バカだよなー、日本。
ほんっとにバカ。

バブルが弾けたのは、さまざまな要因がるにせよ、技術も経験もある人達を辞めさせて。
その結果、多くの頭脳が海外にも流れて。
で、中韓を始め諸外国の技術は一足飛びに伸びて、さ。
経験者や技術者が居なくなった日本の技術力は低下。

私より上の技術屋さんは、大半が現場を離れてしまっている。
当然、仕事をする時は若手とやり取りすることが多いのだけど、私にとってちょい前の機器や仕組みを彼ら若手は知らないことが多いから、話が伝わらないことがある。

ADSLならまだしも、INSは触ることすら拒否するんだよ。若手。
これがどれだけ危機なのか?
現場の技術屋しか感じてないのが、すごくもどかしい。

もう少ししたら、私も現場を離れるだろう。
同世代は皆離れる。
つまり。
INSで構築された通信網を始め、旧い通信のメンテナンスを出来る者は、どんどん居なくなるってこと。

旧い通信網を新世代に置き換えられるのは、旧い通信網を直せるうち、なのよ。
通信網に限らず。
全ての技術が、そう。

でもね。
旧い技術を知る技術屋は、バブル後のリストラで現場からどんどん消された。
だーれも言わないけどさ。
日本の金融システムが、どれだけ旧式なのか?
預けている人達は、知らないでしょ?

ある日突然、自分の預金が信託した物が、パッと消えるよ。いつか。
旧いシステムにしかないデータなら、データが幾ら残っていたとしても。そのシステムを動かせなきゃデータは取り出せない。
つまり。
存在していても、確認も確証も取れない財産になるの。
それって、財産??

INSからIPへの切り替えも、あんまり進んでないし。
どうするのかしら?
み○ほのようなシステム障害が、他行でいつ起きても不思議じゃないのだけどなぁ。。。

まっ、いいけど。


~~4月3日の呟きより