思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

世界には、人種間の分厚い壁があって。

虐げられる側の声は、無意識に虐げる側が"時折"取り上げる。
声の内容に大筋で合意はできる。けれど私は、致命的な問題に目を奪われてしまう。

無意識が生む罪を。
虐げられる側も育んでいる。
その危うさ。

「Now imagine she’s white.」
映画"評決のとき"に、この台詞が出て来る。
初めて聴いた時から抱える、濁った白色の違和感。

「Black Lives Matter」に感じた、明るく輝く黒の闇。

あの異物感。
人間の目は肝心なモノをいつも捉えない。
脊髄の感情が、脳への伝達を拒む。


~~4月16日の呟きより