思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

たぷんたぷん

生まれつき。聴力が無い人がいる。
視力が無い人がいる。
手足が無い人がいる。私には"有る"から、初めから無い世界のことを思い浮かべても、それは想像の世界だけ。本音を見聞きしたところで、自分に置き換えられない感覚。想像は放棄しない。
が、体験はできない。分かち合うことが、擬似体験だとしたら、分かち合うことさえ不可能。

目の見えない人にとって、色とはなんだろう?光や闇も、そう。
耳の聞こえない人にとって、美声や不協和音はなんの意味があるのか。

ある者ができるのは、あくまでも想像。想像すら放棄する木偶の多い世界だけど…。

便所の落書きと称される例の掲示板とその創始者が嫌いなのは、落書きを"された"側だからで。書く連中もどうかと思うが。便所をインターネット上に作った人道上の罪は深いのよ。

まぁ、所詮は落書きだから見なきゃいい訳で。見ないように切り替えられるまでの自分は、今にして思えば熱に魘されていたのだろう。けれど。
熱に魘されている最中は、自分が魘されていることに気づかない。そんなもの。


~~8月8日のスレッズより