思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

医学的にどうかは知らんけど。

科学的に。
鬱は生命体の自己防衛モードなのよ。つまり『生き延びる』ための選択。
鬱になるのは人だけじゃなく、魚だってなる。
『生き延びる』ために。

鬱状態から抜けられなくて、しにたいとか、きえたいってのは分かる。
逆の順番で。
しにたいからとか、きえたいから鬱になるっての、私は解らない。

精神科で、いろんな薬を処方されて服用したけども。
確かに、精神状態は落ち着いたけれど。
副作用としての複視はあったし、目に映る物全てが平面になり階段を降りるのが物凄くたいへで、記憶力の著しい低下もあった。
今、服用している薬は少ないが複視は時折出る。目眩もあるが増やさない。

記憶としてモノを覚えるのも、覚えたモノを引っ張り出すのも困難なのは、やはり都合が悪い。
歳相応の物覚えの衰え以上は、やはり苦痛。
だから。
苛立ちや落ち込みを抑えるための服用を、私はやめた。
寝るためだけの薬はゴクリ。

事業が行き詰まり、金銭的にも肉体的にも精神的にも追い込まれ、病みに病んだ精神の中、スピリチュアル的なものに縋りかけた、が。
縋らなくて良かった。
今だからこそ、そう思える。

過去に原因はあっても(もちろんなくてもいいのだけど)、それを穿り出す返したところで、過去は過去なのよ。
腐ったパンの原因を紐解いたところで、腐ったパンはゴミ箱へ。
もう一度食えるようにはならない。


~~5月19日の呟きより