ロス暴動の後の街を取材したテレビ番組を見てて。暴動後の街を掃除し片付けている老人が、今も心に焼き付いている。
歴史に残らない無名の人たちが、今日に繋がっているんだよな。
神様や創造主を信じるメリケンの人たちはそれなりに居るけれど。その神様が創った世界を『人間だけが我が物顔にしていい』と、誰か神様から許されたのかな?
世の中、いろんな種類の人が居るのは、重々承知しているけれど。無いものねだりの人と。
無ければないなりに工夫する人と。
諦めてしまう人と。その差は、どこから?
四十億近い人たちが貧困に喘ぐ。この四十億の人たちがもつ資産よりも、世界の富豪のトップ八人が持つ資産の方が多いという事実。もしもこの事実を、四十億の人たち全てが知ったら?立ち上がるのか?
それとも奪うのか?歴史は繰り返すのかな?
貴族や武士の社会が終わって。蓋を開ければ、富は相変わらずの一極集中。富の囚人は。
集める方か?
奪われる方か?
日本は、『自己責任』とか言う造語を振り翳して。貧困を個人の責任と押し付けているけれど。貧困は、国家の責任。
断じて、個人の責任じゃない。
民、あっての、国。国あっての民じゃ、決してない。
~~8月5日のスレッズより