思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

ピン!

最近はそうでもないが。
小学校に上がりたてとか。
社会に出たてとか。
まぁ、知らない世界に飛び込んだ直後ってのは、それこそ右も左も分からないもの。
新しい分野にしても、そうだし。
初めて使う商品や道具にしても、そう。
でね。
未だにハマるのが、新しく買った品々。
説明書を読んで知識を得たとしても、最初の動きや音、臭い諸々、それが正しいのか正しくないのか?分からない。
しばらく使ってみてから「ん?これ、壊れているのでは?」なんてのもあるある。
物との付き合いは、なかなか一筋縄じゃいかない。

パソコン自体は業務で覚えたけれど。
初めて自分用にパソコンを買った時なんか、それなりに動いていても、その動きが正しいのか?実は何か壊れているのか、皆目見当もつかなかったし。
新しく増設機器を追加する時も、その新しい機器が正しく動く物なのか?どうか?ってのは、ししばらく使わないと判別できなかった。
パソコン関係に限れば。
今は流石に知らない機器の方が少ないから、使い始めて小一時間程度で正しく動く商品か否か判別できるが、ここに至るまで何回、初期不良に当たったことか。
進んで人柱になりたい訳じゃないのに、毎回が人柱状態。初期不良に当たる率が五割を超えていたことも…。

人柱のように新製品を買ったりつけていた頃は、既にメーカー内でサポート業務に就いていたから。
初期不良として店舗に持ち込む時は、不良の理由を明確にし症状ら全て再現可能な状態にしたから、店舗の担当者が「不良を認める」のも速かったが…。
再現不可能な不具合は、店舗や商品メーカーからすれば『単なる嫌がらせ』でしかないもんな。

パソコンとは違うが。
車も工業製品だから、やはり当たり外れはあって。
今乗っているのは中古だから、余計に、この状態が正しいのか?実は何かしらの問題を抱えているのか?と。購入して四年ほどになるけれど、未だ手探り。
だから、メンテナンスはメンテナンス。カスタムはカスタムとして、別々にやっている。
いっぺんにいろんな箇所を変えてしまうと、何かしら問題が起きた時に原因が分からなくなるから。
消耗品は別として、何かしら変える時は一つずつ。

時折。
スマホの動きがおかしいとか、アプリ動きがおかしいとか。
その手の呟きを見かける。
でも、あまり立ち入らないのは、その大半が「使いこなせていない」から。
使い方で悩んでいる時は、サクッと案内してしまうが。
トラブル…のように見えるものの大半は、単に使い方の問題の方が多い。
二十年以上前にサポート対応した件数を数えたことがあったけれど、その時点で三万だか五万を超えていたんだよな。
その後も含めると、十万は超えていると思う。
まぁ、その程度の経験値でしかないけども…。
利用者が「使えてないな」ってのと。
「明らかに何かの問題あり」ってのは、勘が働く…気がする。


~5月7日のスレッズより