思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

原点の源典

普段、多くの人が触れているスマホやテレビやパソコンは、デジタルで処理されてて、その処理をしているのは大小様々なコンピュータ。
そのコンピュータが扱っているのは、ゼロとイチの数字で。無いか有るかの違いを組み合わせているってことは、知っている人は知っているお話。

今、研究が盛んな量子コンピュータは、ゼロとイチを扱うのはもちろんなのだけど。
今のコンピュータと違うのは、ゼロとイチを同時に持つこと。
今のコンピュータは、ゼロかイチ。
量子コンピュータは、ゼロでもありイチでもありゼロとイチでもあり…。

「どっちか」、が、今のコンピュータなら。
量子コンピュータは、「どっちも」。
対立として対照を、共存としての対象にしているのが、量子コンピュータなのどけど。
多分、多くの人が分からないような気がする。
かく言う私も、分かっているとは言えないけども…。

黒って色は、光を溜め込んで離さなければ離さないほど、より黒く。
白って色は、光を弾けば弾くほど、真っ白に。
見方によっては、極限の黒は全てを許諾し、完璧な白は全てを拒絶している、とも。

でも、それって。
光については、なのよ。
光を離さないか?
光を受け入れないか?
光が無ければ、黒も白も無い。

昭和風に言うなら。
冷蔵庫、電気無ければ、ただの箱。

今のコンピュータも。
量子コンピュータも。
数が無ければ、ただの塊。

前提条件を、何処にするか?
見方。
考え方。
感じ方。
捉え方。
根っこは、何処かしら?


~~4月4日の呟きより