思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

小言

殺人を犯した者の、身内が"同罪"とされる日本社会って、ほとほと"今"しか見てないのだろうな。
過去もなく、当然、未来もない。
自分たちの祖先が、何処から来て、誰と戦い殺し合ったか。…なんてことはお構いなく。
"今"のみ見る。刹那の集団。
それが日本人。

戦国時代やもっと前の話じゃなく。まだ百年と経っていない大東亜や太平洋の戦争。
「お国のため」と言われたところで、人を殺す事実に相違はなく。
その人たちの身内なり子孫なり、それが今の日本人。

私の爺さまは敵前逃亡して捕虜になったらしいから、殺し合いに直接関わったかどうかは知らんけど。
まぁ、でも。
多くの命のやり取りがあったのは紛れもない事実で。
その身内や子孫は完黙?

ウクライナは、自国を奪還するために、ロシア兵を倒しているけれど。
ロシア兵だって、嫌々ながらも徴兵されている人も居るのよね。時折、投降者の記事を見かけるけれども。
みんながみんな悪い人じゃないだろうに。
平時なら、お互い憎しみあって殺し合うことも無かったろうに。
狂った指導者は、高みの見物。
おかしいやろ?

「政治は嫌い」とか、「クリエイターは政治や思想を持ち出すな」とか。
それって。
実権を握っている政府のプロパガンダとおんなじじゃん。
政府の好き勝手を見て見ぬふりすふように仕向けて、挙句、戦争やら徴兵やら。
真っ先に死ぬのは「政治嫌い」を真に受けた若い人たち…。

まぁ、ジジイの小言なんざ、届きもしないか。


~~9月27日のスレッズより