思考錯誤屋の呟き

「日々の事柄」を適宜更新中。

自獄

「笑いの質が変わった」とか。
「寛容じゃなくなった」とか。

テレビで、見かけなくなった芸能人のボヤキなのか、あるいは擁護なのかを見かける。

その人たちは、人の本質を知らないのだろう。

昔っから、ダメなものはダメ。
許されていたのではなく、単に多くの声が黙殺されてた。それだけ。

昭和の時代。
メディアに対し声を上げるのって、とても面倒で。
上げた声が、届いたとしても受け入れられる可能性は低く。
受け入れられたとしても、発表される可能性はもっと低く。

ゆえ。
隣の人が声を上げてても、みな、それに気づかない。

インターネットによって、良くも悪くも、隣人の呟きに触れられるようになり、声が出し易くなった。

本質は、変わらない。
ダメなものは相変わらずダメ。

鋭いモノも、なまくらも、何もかもが、溢れたように垂れ流される。
それが今。

ただ、それだけ。

昔は、「弱者をネタにしても、許された」??

ちゃうわい!
黙殺してきただけ。

メディア、が?

ちゃうわ!
みんな!が!よ。

今だって、そう。

車椅子の利用者が声を上げたら、叩かれ。
災禍の中、病院関係者が避けられ。
辞めた店の陰で、明日の食事を絶たれた者が増え。
学校給食だけが頼みの綱なのに、封鎖され。
やっと掴んだ職は、違法の積み重ね。

人の世、なの?
ここは。

鬼の世、じゃないの??
ここは!

なんだかなぁ…。


~~7月23日の呟きより